プラマグの金型製作・フェライト系プラマグ・ネオジム系プラマグ・サマコバ系プラマグ・サマ鉄プラマグの射出成形はサンセイ工業株式会社
SANSEI サンセイ工業株式会社
マグネットには、おおまかに別けて主に、マグネット原料にプラスチックを混合し成形する「プラスチックマグネット」と材料を焼き固め成形する「焼結マグネット」、ゴムの中に原料を混合し押し出す「ゴムマグネット」の3種類があります。この3種類は製造工程が全く異なり、また発揮する磁力や使い方が別れてきます。 「プラスチックマグネット」はプラスチックを混ぜることで最大磁力は焼結マグネットに劣りますが金型を使用しどんな形にでも成形することができ、主にOA機器やモータ、マグネットセンサーとして使用されることが多い磁石です。 「焼結マグネット」はいわゆる一般的に言われている磁石3種類の中で最も固く、強力な磁力が出せる為、各種モーター・発電機・MRI等様々な場所で使われています。 「ゴムマグネット」はゴムを混ぜることにより磁力は3つの中で最も弱いですが柔らかく薄く成形できる為初心者マークやマグネットシール等主にマグネットシートとして使用されています。 近年は磁石粉末と結合材を混合して成形された磁石はボンド磁石と総称され、プラスチックマグネットやゴムマグネットはこのボンド磁石に分類されます。
マグネットの中でどんな形にもなるのはこのプラスチックマグネットのみです。 成形のままで高い寸法精度と複雑形状が可能な磁石です。 磁石の原料である金属粉末(フェライト・ネオジム・サマコバ・サマリウム鉄窒素等)とプラスチックを混ぜ成形します。プラスチックを含有している分、磁力は落ちますが、成形後加工することなく寸法精度が高い薄肉品や複雑形状の製品が製造できる大きな利点があります。また、ラジアル方向の着磁も容易で、多極着磁も可能で車関係から医療関係・精密機械等、多種多業に渡り幅広い使い道のできるマグネットです。
プラマグの原材料によって出せる特性が異なります。 コストや成形しようと考えているプラマグの特性によりさまざまな選択が必要になるかとは思います。 サンセイ工業では以下のプラマグを扱っておりお客様のご要望によって材料を選定させていただいております。 プラスチックマグネットの種類でわからないことはご相談にのりますので、お気軽にお問合せ下さい。